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zoom RSS 新刊読みました+暮れのご挨拶

<<   作成日時 : 2012/12/31 01:42   >>

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こんばんはー!2012年も最後の1日ですね嫌ですね。前回、つぎは2月更新をめざすと書いておきながら、新刊読んで、身悶え→衝撃→賢者タイム→じわじわ感動と、気持ちが盛り上がってしまい、つい浮上して参りました。
えと、こんな不定期かつ亀更新ですのに、カウンターを見るといらしてくださる方がいらして、本当にありがとうございます!!
以下、感想というか叫びや、小話となりますが、新刊ネタバレありますのでご注意くださいませ。






よろしいですか?





まず、うわあぁぁぁぁぁ!!!!!
イルエルぅぅぅぅぅ!!
エルミアーナさまが誰とくっつくのか、この数巻、やきもきして(ヴィルエル来るかと思った)いたのですが!
個人的に大好きな

ぼーい みーつ がーる !!!

且つ!

年下の男の子ーーー!!
(それは同時に姉さん女房だーー!!)

ハマらぬわけがない。イルエルイルエル!!
そんなわけで、イルエル初書きです。
とりあえず書いてて私は楽しかったです。




【わたくしの可愛い王子さま】


「イルー?あら、泣いているの?」
部屋に入ると、許嫁がうつむいて肩を震わせていた。国に帰還したとはいえ、すぐに順風満帆な日々になるわけではないのだろう。この優しい許嫁は、時おり意気消沈する。
「すいません姫君……、あっ、ちょっ…」
謝罪を述べようとする彼の顔にかかる髪を、エルミアーナはさっとかき上げた。
綺麗な翠の瞳が涙できらきらと光っている。だいぶ傷つくことがあったらしい。
エルミアーナはにっこり笑って頭を撫でる。
「隠さないで、見せてちょうだい。わたくし、あなたの顔を見るのが好きなの。……やっぱりきれいね」
うっとりと見つめられて、イルドレッドは頬を赤らめる。驚いていつの間にか涙も止まってしまったようだ。
「……あ」
しばらく硬直していたイルだったが、ふと何かに気づいたかのように瞬き、首を傾げる。
「なぁに?」
エルミアーナも首を傾げるが、彼は言いよどんだ。気になって、重ねて促す。
「聞きたいわ」
イルがエルミアーナのお願いを聞いてくれないことは滅多になかったし、あればそれは本当にできないのだろうと、彼女は知っていた。
おずおずと、イルは告白する。
「その……………顔、だけですか…?と思ってしまって」
少しだけ拗ねたような口調に、エルミアーナは目をぱちくりさせてから、ころころ笑った。
「やだわ、イルったら。わたくし、あなたが好きよ。顔も、器用なところも、泣き虫なところも、優しいところも、だーいすきよ」
見る間に紅潮する彼の顔を見ながら、エルミアーナの胸はほかほかと温かな気持ちで満たされていく。今までの王子さまは格好よさが際立っていたが、イルは何だかとても可愛いと思う。
耳たぶまで赤く染まったイルに、もっと好きだと伝えたくて、エルミアーナはあえて意地悪を言うことにした。
「イルこそ、わたくしが好き?」
「は、はいっ!」
表情で分かっているし、間髪入れずに戻る返事も嬉しいが、受け流してさらに言葉を重ねる。
「そうなの、嬉しいわ。でも、いつキスをしてくれるのかしらって、待っているのに、してくれないのね。本ではそろそろだって書いてあったのよ」
「えっ!?」
目を白黒させ、体を硬直させる彼の顔をじっと見上げてから、エルミアーナはそっと目を瞑ってあげたのだった。

(終)


年上女房でおっとりかつソフトSなエルミアーナ様、ほんと素敵です。
イルは可愛い。イル頑張れ!



さて、主役ふたりは、今回あれですよ、イチャラブでしたよね!
リボンしゅるり!
箱入り密着!
そういえばリボンほどくとか、目隠しとか、実は嫌いじゃないシチュエーションです。
できたら来年夏にまた薄い本出そうと思うのですが、フレセシ数年後で、そういうイチャラブしたの書きたいですー!R指定は避けたいけど(居たたまれないから)

ということで主役ふたり書かずにすみません、フレセシ数年後をちょっと考えてみた。



【プレゼントは琥珀】

「わー!殿下、それ、どうなさったんですか?」
部屋を訪ねると、最近許嫁になった少女は、長椅子に腰かけつつももじもじとそっぽを向いた。目線を合わさず、口早に説明する。
「ど、どうって、あなた今日、誕生日でしょう?だからお兄様に質問させていただいたのよ。殿方はどんなプレゼントをお好みでしょうかと」
「ああ、なるほど、それでリボンを巻き付けておいでなんですね?いやー……、なんというか最近温厚なはずの僕でも王太子殿下に殺意を覚えますね、おっかしいなー!」
足元からくるくると体に巻かれた幅広のリボンは、頭のてっぺんで可憐な蝶結びになっていた。
近年、深刻に理性を試されている状況のフレッドにとって、従兄のこの仕業は、許しがたいものだった。どれだけ我慢していると思っているのだろうか。
セシリアはフレッドの表情が固かったので、今までのどこかそわそわとした高揚感が急激に萎むのを感じていた。
「な、何、物騒ね。……そんなに気に入らなければ正直に言えばいいでしょうっ!わたくし、別にあなたに喜んでほしい訳じゃなくて、義務感でやってるだけなんですからねっ」
そう、許嫁の誕生日を祝うのは、礼儀だからやるのであって、それ以上の意味などないのだと、意地っ張りでまだ相手に想いを伝えられない彼女は、そうやって自分を慰めようとした。
しかし。
「嬉しいですよ」
「えっ」
フレッドはため息をつくように言い、セシリアは目をぱちくりさせる。
「すっごく男のロマンって感じ
で、めちゃくちゃ素敵です。かわいいなぁ殿下!ただ、意味あんまり分かってらっしゃらないんじゃないかと思うと、不用意に手を出しちゃいけないかなって思いまして……」
フレッドは、ぽかんと見つめてくるセシリアの顔を見つめ返す。
落ち込ませてしまいかけたときに、泣きそうになったのか、ただでさえ綺麗な琥珀色の瞳が潤んで、少し赤らんだ目元に、えもいわれぬ色香が漂う。
この数年で驚くほど美しくなった少女は、今やフレッドの心臓を一番翻弄させる存在だった。
「殿下、今どんなお顔されてるかわかってます?」
「なっ、無礼な人ね!泣いてひどい顔になってるなら早くそう……」
「違います。すごーく、可愛いです」
口をぱくぱくさせる姫君に、フレッドは囁く。
「これ、……ほどいて、僕がプレゼントとして貰っちゃっても、いいんですか?」



……みたいな話を、フレセシで書いてもいいんでしょうか?いいならちょっと頑張ってみたいな…と。

いやー、それにしても新刊、きゃーきゃーしていたら、短編の二つ目が


ジャックさん
失恋話

という、もうなんとも大変衝撃的展開でした。

ジャクジュリ、はじめから最後までびっくりな恋でしたね…。
でもジャックさん、男前だった!
団長大好きです!!!





すみません、とりとめないですが、眠気が絶頂なので、この辺りで失礼します。
2012年、いらしてくださり、本当にありがとうございました。初めて春コミに参加したり、とても充実した1年でした。
来年も細々と、たぶん主役カプより他カプ多めになる気はしますが、続けていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


2012年12月31日
相馬つかさ

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
タイトルは、死神姫とプレゼントは真珠、をもじらせていただきました…!大丈夫かな…
つかさ
2012/12/31 02:10
うあぁぁぁ!かわい素敵ですー!!
イルが年下というのしか目が行きませんでしたが姉さん女房というとまた視点が変わりますねー。
そしてフレセシ!なんですか!?これはっっ!!えもいわれぬ感情が渦巻きまくっておりますっっ!!来年の夏、楽しみにしております!!
今年もお世話になりました。来年も宜しくお願いいたします♪
イエロー
2012/12/31 03:08
イエローさま

わぁい、コメントありがとうございます!!こちらにコメントいただくのはまた格別に嬉しいです♪
お返事遅くなってすみません!!

イルエルは、実は色々おいしいカプなんじゃないかと思ってますー!エルミアーナさまも上級編習得者であろうこととも併せると、えもいわれぬワクワク感が…!←

フレセシ、今は余裕たっぷりなフレッドさんですが、数年後は絶対セシリアさまが無自覚に翻弄するんだと信じてます!!来年インテ狙いで頑張ります♪
こちらこそ、いつもありがとうございます!!今年もよろしくお願いいたします。
つかさ
2013/01/01 20:21
次回更新は4月6日、ひさびさの伯爵と妖精二次です。あとお知らせをば。
つかさ
2013/03/31 23:22

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